ベンジャロンは、古代サンスクリット語で「五色(多色)」を意味するタイの伝統的磁器です。アユタヤ王朝後期の16世紀末から17世紀前半頃、中国(当時の明)より伝えられました。
初期のベンジャロンは現在のものと異なり、素朴なものでしたが、今から200年ほど前のラマ2世の時代に、金の縁取りを施した豪華絢爛なスタイルが確立し、王室専用の磁器として作られるようになりました。
その後、ベンジャロンは王室御用達としてだけでなく、貴族・商人の生活にも浸透していき、タイを代表する高級磁器となっています。実用にもインテリアにも使える、真に芸術品です。